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里帰りしない出産④産後の生活

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こんにちは。

窓のチャイルドロックを忘れて、力いっぱい窓を開けようとしました。

不器用ママの鹿野(シカノ)です。

今回も①~➂に引き続き、里帰りしないで出産した時の、

困った事や用意して良かったことなどを、中心にお話ししていきたいと思います。

目次

①引越し準備~➂入院準備のおさらい

夫の転勤が決まった、一週間後に妊娠が分かったシカノ。

つわりの嘔吐や倦怠感に悩みつつ、仕事の引継ぎ、引っ越し準備、

マンションの賃貸手続きなどをなんとか終わらせ、ついに引っ越し。

引っ越し後も、エチケット袋を持ち歩きながら役所の手続きなどを必死に終わらせるが、

やはりつわりが辛くて、出不精になりぼっち妊婦に。

つわりが治まり、張り切っていると今度はお腹が張ってきて、

病院からあまり動き過ぎないように指示!ぼっちが深まる。

しかし妊娠後期、遂に病院から許可された、

マタニティヨガで初めてママ友ができる等、

少しづつ転勤先での妊婦生活になれはじめてきたシカノ。

赤ちゃんグッズや入院用意を整え、出産を迎え、

バタバタした入院生活を終え、ついに赤ちゃんとパパママだけの生活がはじまった、、、。

頻回授乳ではじまる寝不足生活

ついに家に産まれた赤ちゃんを迎え、

自宅での親子3人での生活がはじまりました。

私も夫も末っ子で、近くで赤ちゃんをお世話しているのを見たことが無かったので、

全部が手探りの子育て開始でしたが、やはり辛いのは授乳でした。

まず最初は全然出ないし、私が扁平乳首で娘が吸いづらいし、

娘は生まれた時、割と体が小さい方だったので吸う力も強くなかった等、

授乳が難しい条件が揃っていました。

私がやっていた授乳の一連の流れを説明します。

私の授乳の手順

①一人で起きて胸のマッサージ

胸全体を3方向(横・斜め下・下)から肋骨に手を添わせて押す。

各3回1セットを数回行う。

②乳首を摘まんで押す

縦方向から摘まみ10回押す→横方向から摘み10回押す

上記を1セットにして数回行う。

➂母乳が溜まっている部分を押す

乳首よりも奥のかたまりがある付近を摘まむ感じで押す。

10回1セットで数回行う。

④赤ちゃんを起こす

声を掛けたり、足の裏を軽くさすったりして起こす。

➄おむつを替える

起こす意味も込めてこのタイミングでオムツを替える。

④乳頭吸引器で乳首を引っ張る

扁平乳頭や陥没乳頭の場合は吸引器で乳首を引っ張っておく。

➄母乳タイム

ほぼ最初はくわえさせえる特訓タイム。

なかなかくわえられなくて、すぐ口から外れる→直すを繰り返す。

左右の胸を10分づつ。

⑥搾乳した母乳を哺乳瓶から飲ませる

前回搾乳しておいた母乳を冷蔵保存し、湯せんして温めて飲ませる。

⑦ミルクを哺乳瓶から飲ませる

搾乳分では足りなかった分はミルクを作って、哺乳瓶で飲んでもらう。

⑧赤ちゃんを寝かしつける

⑨哺乳瓶を洗う・消毒する

哺乳瓶をピジョンの”哺乳びん・野菜洗い”で洗った後、

ミルトンの消毒液でつけ置き消毒します。

⑩次回分の為に搾乳機で母乳を採っておく

左右10分づつ。

授乳時間に感じた辛さ

これを赤ちゃんが泣いたタイミングで2~3時間毎に行います。

娘は新生児の頃は起こさないと起きなかったので、

起こすのに時間が掛かったり、授乳手順が多くて時間が掛かったりしていた為、

最初の頃1日に授乳できてたのは6~7回程度。

ミルクの量もあまり飲む方では無かった為、毎回体重が成長曲線の下線ギリギリでした。

そうすると助産師さんから最低8回は授乳するように指導されました。

24時間を8回で割ると3時間になります。

授乳の行程をすべて行うと1時間。

娘を上手く起こせなかった時は1時間半かかりました。

そうすると合間にとれる睡眠時間は1時間半ほどになります。

まとめて4~5時間寝られるのと、

各1時間半を細切れに合計して4~5時間寝るのとでは、

睡眠の質が全然違うことを痛感しました。

搾乳で母乳が必要量採れるようになり、ミルクの準備がなくなり、

1カ月程で母乳を直接飲んで貰えるようになるまで、

夜中の一連の行程は本当に辛かったです。

母乳が上手く飲めなく、泣きながら自分の頬を引っかく娘を見ながら20分耐えるのも辛く、

搾乳しながら、どうやったら母乳が上手く出るようになるのかを夜中に調べたりして、

必要以上に精神が疲弊していたように感じます。

一時期は泣きながら助産師さんに「わたし、完全ミルクでの育児で良いです。」

と伝えたぐらいです。

私が通っていた産婦人科が基本的に母乳を推奨していた為、

説得されて、しかも説得されたタイミングでなんとか直接母乳を飲めるようになった事もあり、

母乳育児になりましたが、今思うとここまで必死に母乳にこだわる必要があったのかは、

難しいところです、、、、、。

授乳時間はアプリで管理

上で紹介したとおり、

授乳は一日6~9回ほどありますし、

左右の時間をはかる必要もあるため、

新生児期は特にしっかり記録をとります。

最初は病院から渡された用紙に

1日のスケジュールを手書きで書いて記録していましたが、

授乳や搾乳で疲れていた私は、その作業が少し大変でした。

そこで使用したアプリをご紹介します。

育児記録-ぴよログ-

私は授乳のタイマー管理や、赤ちゃんの寝ている時間などを

こちらの”ぴよログ”で管理していました。

ストップウォッチの機能で、飲み始めから飲み終わりをタップするだけで時間を計れます。

また、おむつ替えや体調の変化も簡単に記録ができ、

写真やメモもつける事もでき、記録する項目をカスタマイズして増やすことも可能です。

ちなみに、私の友人はApple Watchと連携させていて、

夜間の授乳記録も、よりスムーズにできたようです。

母の来訪で感じた有難み

出産後、2週間ほど経ったころに仕事の有休を取って母が来てくれました。

母が来てくれて、昼間1人で赤ちゃんをお世話する時と違って、

人と話しながらお世話する安心感を凄く感じました。

また、授乳した後も一人の時は赤ちゃんが心配で昼間寝るのが苦手だったのですが、

見てくれている人がいると、安心して昼寝が出来ました。

そしてもう一つ母が来てくれて助かったのは、

母乳についての泣き言を話せた事がとても大きかったです。

赤ちゃんもずっと小さめで、授乳も上手くできず、

眠れなくて辛い話しをしたときに、

私が赤ちゃんだった時の話しを聞いたりもしました。

そして、大変だったら母乳じゃなくてミルクでも良いんじゃない?と、

言って貰えたのも気持ちが楽になりました。

そして、作り置きご飯を1週間分ほど作って3泊ぐらいして帰りました。

この時はまだコロナが流行前で母に来て貰えましたが、

コロナ流行中の時に子育てがはじまったママ達は、

かなり大変だったことと思います。

短時間でも安心して子供を預けられる場所が、

パパ以外にあることは心の余裕になることを実感しました。

本当に母の存在の有難みを感じた数日でした。

昼寝しなくなった我が子

なんとか授乳が軌道にのり、搾乳とミルクをしなくて良くなったころ、

今度は、昼寝を全然しないようになりました。

正確にいうと抱っこしていれば寝ているけど、ベッドに横にすると起きる。

いわゆる背中スイッチというものが出来たようです。

寝なくなってから一応は色々試しました。

赤ちゃんの寝やすい環境を作る

おくるみにくるむ

手足がバタバタしてびっくりして起きないように、

おくるみに巻いたり、スリーパーを使う。

寝る時は真っ暗にする

遮光カーテンを使って、部屋の中に明るい光が入ってきて、

眠りを妨げるとを防ぐ。

腕につける枕を使ってそっと抱っこからおろす

抱っこで寝た場合、

ベッドにおろす時に腕を抜く動作で起きることが多いため、

腕に着けられる枕を使って寝かしつけを行う。

それでも寝ないときは寝ない

少しは改善されたと思うのですが、残念ながら劇的な変化にはならず、

結局寝ないときは、抱っこして寝かして、その間は自分も座って休む。

ことぐらいしか出来ませんでした。

夜はおっぱいを飲むのに疲れて、何となく寝落ち。

2、30分~2時間で起きるのを繰り返していたように思います。

昼に全然寝ないことを助産師さんに伝えると、「あんまり寝ない子もいるよー!」

と言われたので、そんなに個人差があるのかとびっくりしました。

ショートスリーパー&母乳はちょこちょこ飲み、そして便秘症。

うちの赤ちゃんはそんな赤ちゃんでした。

たぶん、すぐお腹いっぱいになって、すぐにお腹がすくため、

何度も起きていたのだと思います。

そのせいか、体重はずっと成長曲線の下方ギリギリでした。

助産師さんにもずっと気にされていましたが、生後半年たってやっと

「成長曲線はずっとギリギリだけど同じ感じに増えてるし、これは個性だね」

と言われました。

ちなみにうんちは一週間でなかったことがあります。

娘の場合は元気でなんともなかったのですが、

気になる方はもちろん助産師さんや先生に聞きましょう。

寝ない子との生活でのママの休み方

赤ちゃんが寝ないと、ママって寝れないですよね。

そうすると赤ちゃんがあまり寝ない子だと、当然のように寝不足に陥ります。

ただでさえ細切れ睡眠なのに、睡眠量まで減ります。

そんなママが睡眠を確保するにはどうしたら良いでしょう?

市町村などで提供している一時預かりサービスを利用する

自分以外の人に赤ちゃんをお願いする時間をつくる、しかないと思っています。

ほんの数時間しっかり眠るだけで、心が落ち着くものです。

自分が住んでいる市町村のホームページで確認すると、

各自治体が独自に、ボランティアのファミリーサポートなど、

赤ちゃんの一時預かりサービスを行っているところもあります。

民間のベビーシッターのサービスを利用する

自治体だけでなく、民間でも預かりサービスを行っている会社があります。

自治体がおこなっているものと違って、少々サービス料金が高いことが多いと思いますが、

一時的な睡眠時間の確保やリラックスタイムの確保の手段として、

検討してみても良いと思います。

パパに預ける

パパも日中仕事をしているため、簡単に担当するのは難しいかと思います。

仕事の内容によっては疲労を残したり、睡眠不足だと危険な仕事もあるでしょう。

なので、たとえば1週間のうちお休みの前日の夜だけ、

夜間の添い寝を担当してもらうなど、工夫してみるとかはどうでしょう?

その時できれば、ママは別の部屋で寝るのが個人的にはオススメです。

一緒の部屋に寝ていてママが、赤ちゃんを気にしないで寝続けるのは難しいと思います。

私は気がたっていたのと、無意識の罪悪感で無理でした、、、、。

1週間のうち1日だけでも連続で寝られれば、睡眠不足はぐっと楽になります。

もし里帰りされていたり、近くに実家があって頼れる場合は、

信頼するパパ以外の家族でも良いと思います。

シカノのまとめ

出産後、病院を退院して、赤ちゃんとお家に戻ってきて、

ついにパパとママと赤ちゃんの生活がはじまります。

もちろんとっても喜ばしいことで、可愛い赤ちゃんがいる生活は、

嬉しいこともいっぱいあるのですが、

やっぱり慣れない育児に四苦八苦して、疲れてしまう事もありますよね。

私は赤ちゃんが新生児の頃はほとんど

「どうしよう」「これで大丈夫かな」「授乳が上手くできない…」

こんなことばっかりグルグルと考えていて、日々生活するので必死で、

娘のせっかくの新生児期を実はほとんど楽しめた記憶がありません。

今思うと凄く勿体なかったな、と思います。

私にとって娘は今もとっても可愛いですが、

そんな可愛い娘の、腕におさまるほど小さいほやほやの赤ちゃん時代を、

切羽詰まったメンタルで過ごしてしまったのは、めちゃくちゃ勿体なかったです。

これから出産する方、これから新生児を迎える予定の方は、

大変なこともありますが、まわりに頼れるところは頼って、

出来るだけ短い赤ちゃん期間を楽しんでください!

写真とか動画とか、数年後の今見てもうっとりするほど可愛いです。

今寝れてない皆さんも、いつか寝れる時間は増えます。

大変なこともあると思いますが、

なんとか新生児期を、頑張りすぎず周囲にも頼りつつ乗り切りましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは!まいにち元気に1日1不器用、鹿野(シカノ)です。
平成うまれ、令和に出産したアラサーです。

このサイトでは1人で頑張りすぎず、
みんなでスクラム組んで育児をしよう!
をモットーに、実際あって良かったこと・なくて困った事などの
実体験を不器用ママの視点からコツコツ書いてまいります。

このブログが皆さんの生活の一つのスクラムの一部になれば幸いです。

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