こんにちは。
子供のころ何もないところで転びすぎて、今でも膝がガサガサです。
不器用ママの鹿野(シカノ)です。
皆さんは子供を4歳ころに車に乗せる時、何を使ってますか?
チャイルドシートでしょうか?ブースターシートでしょうか?
うちでは、チャイルドシートの後、スマートキッズベルトというものを使っています。
個人的にとーーーーーーーっても使いやすくて、オススメしたいので、
今回はこのスマートキッズベルトがどういうものなのか、
実際に使ってみてどうだったかを紹介したいと思います。
そもそもスマートキッズベルトとは?
まずスマートキッズベルトが、どういうものなのかの説明ですが、
日本総代理店のメテオAPAC株式会社さんのホームページにこのように書いてあります。
スマートキッズベルトは、ポーランドで開発され、EUやUS基準の厳しいクラッシュテストを経て安全認証を取得し、国内でもEマーク適合と認められた、世界で唯一の携帯型子供用シートベルトです。
革新的な形状で携行性に優れ、旅先のレンタカーやタクシーの車内など、利用場所を選びません。
製品の重さはわずかに120g。一般的なチャイルドシートと異なり幅も取らないため、後部座席に3人のお子様を乗せて使用できます。
スマートキッズベルトは基準の体重を超えれば使える子供用のシートベルトなのです。
通常のシートベルトをそのまま使うと、子供の体にサイズがあわず、法律を違反するだけでなく、
大切な子供の安全を守れなくなりますが、スマートキッズベルトをシートベルトに装着することで、
シートベルトを子供の体の大きさに合ったものに変えられます。
日本国内の安全基準もクリア
輸入品として心配なのが、安全性と国内の法律を遵守しているかです。
現在日本のチャイルドシートの安全基準として、
国土交通省が採用しているのは欧州安全基準(UN (ECE) R44/04)です。
スマートキッズベルトはこの欧州安全基準(UN (ECE) R44/04)を満たした商品です。
日本国内で販売されているスマートキッズベルトのタグには”ECE R44.04”の
記載がされているため、必ずタグを確認の上、安心して使用しましょう。

道路交通法第71条の3 第3項にも適合 (警察庁回答書あり)
スマートキッズベルトは日本の道路交通法第71条の3 第3項にも適合しています。
日本の代理店のメテオAPAC株式会社のホームページには警察庁の回答書のPDFもありますので、
運転中に万が一、警察にチャイルドシートが無いと思われた場合は回答書を提示すると、
説明がスムーズになりますので、ベルトと一緒に持ち運ぶことがオススメです。

いつから使える?
スマートキッズベルトが使えるのは体重15kg以上~36kg以下です。
とっても便利なスマートキッズベルトですが、
体重が15kg未満の場合は使える商品ではありません。
製品の基準を満たすようになってから安全に使用しましょう。
UNIVERSAL(汎用)グループⅡ&Ⅲに該当
スマートキッズベルトの、体重による使用基準は、
現在の日本のチャイルドシートの安全基準として、
国土交通省が採用している欧州安全基準(UN R44/04)の中で、
UNIVERSAL(汎用)グループⅡ、Ⅲで定められています。
UNIVERSAL(汎用)というのが、
メーカーを問わずほとんどの車に使えるという意味で、
欧州安全基準(UN R44/04)に適合するチャイルドシートは、
子どもの体重により次の5つのグループに分かれます。
<グループ0> 10kgまで ※参考年齢12ヶ月頃まで
<グループ0+> 13kgまで ※参考年齢1歳3ヶ月頃まで
<グループⅠ> 9~18kgまで ※参考年齢9ヶ月~4歳頃まで
<グループⅡ> 15~25kgまで ※参考年齢3歳頃~7歳頃まで
<グループⅢ> 22~36kgまで ※参考年齢6歳頃~12歳頃まで
年齢はあくまでも参考年齢ですので、体重が範囲内かどうかを確認しましょう!
超軽量!持ち運びしやすい120g
さて、スマートキッズベルトの使用の利点として、
私がもっとも挙げたいのが持ち運びのしやすさです。
一般的なブースターシートの重量を調べるとだいたい780g~3kg程度のものが多く、
チャイルドシートより小さいとはいえ、気軽に持ち運びできるとは言い難いです。
そんな中で、スマートキッズベルトの重量はわずか約120g!!
縦12.5cm×横20cmの専用ポーチに簡単に収まるサイズなので、持ち運びも簡単です。

スマートキッズベルトの取付方法
取り外して持ち歩きも可能なスマートキッズベルトだからこそ、
その都度行う取り付け方法はしっかり守りたいものです。
取り付け座席位置
後部座席を推奨です。
かならず3点式シートベルトの座席で使用してください。
取り付け方法
日本代理店であるメテオAPAC株式会社がだしている商品の概略動画です。
取付方法の説明
※必ず説明書を読んで正しく使いましょう
①子供を座席に座らせ、通常どおりシートベルトを装着する
推奨されている後部座席で3点式シートベルトを通常どおり装着する。
その際、シートベルトアンカーの近くに座らせます。
②下側クリップをシートベルトの腰ベルトに固定する
クリップを固定する腰ベルトはアンカーと反対側です。
クリップでシートベルトを挟みロックしてください。
➂上側クリップが子供の肩の位置にくるようにベルトの長さを調節する
スマートキッズベルトのアジャスターを調節し、
クリップが肩の位置にくる長さになるように、ベルトの長さを調節します。
ベルトはねじらないようにします。
④上側クリップをシートベルトの肩ベルトに固定する
➂で調節した肩の位置でシートベルトを上側クリップで挟み固定します。

使用できないシートベルト
①2点式シートベルト
②ドアのから出ているシートベルト
➂電動シートベルト
3点式の上記に該当しないシートベルトで使用しましょう。
正規品の見分け方
正規品を見分ける為にはスマートキッズベルトについているタグをみましょう。
正規品のタグには輸入販売元:メテオAPAC株式会社の記載があります。
偽造品や類似品を誤って購入しないように気を付けましょう。
タグから読み取れる情報
上記正規品の正誤だけでなく、タグからは前述してきた、
スマートキッズベルトの適用範囲などの内容が読み取れるようになっています。
情報が公式のものと違わないか確認することもオススメです。
シカノが使ってみた感想
実は私と夫は運転と車が嫌い(苦手?)な人間のため、車を所有しておりません。
一時期、私の実家で使い終わった車(高齢のため車の使用をやめた為)を、
長期で借りていた事があるのですが、
大雪でずっと使っていないうちにバッテリーがあがったりして、
ほとほと車の管理に辟易してしまい、娘が大きくなって送迎等で使うようになるまで、
車は購入しないことにして、どうしても車を使いたいときは、
①レンタカー
②カーシェア
➂タクシー
のどれかですませるようにしています。
そのため、娘をのせるチャイルドシートを常に固定できず、
2~4歳の間は、家の納戸から台車でチャイルドシートを運んで、取り付けてを繰り返していました。
チャイルドシートを保管しておくのに場所は取るし、取り付けや運ぶのは大変だしで、
どうにか出来ないかと悩んでいた時に探して見つけたのが、スマートキッズベルトでした。
娘は大柄なタイプでは無かったため、使用目安年齢の3歳になっても体重が15kgを超えず、
実際使えるようになったのは、4歳の半ばを過ぎてからでしたが、
スマートキッズベルトを使うようになってから、劇的に車の準備が楽になりました。
最初はクリップの付け外しが難しく、少し手間取る事もありましたが、
慣れてくると全然手間を感じないで出発できます。
(外す時固い場合はシートベルトの金具を使って梃子の原理で外すのがオススメです!)
車を所有していてチャイルドシートの取り外しが必要ない方でも、
タクシーに乗るときの子供の安全確保の為などに、とてもオススメです。
シカノのまとめ
購入した時も安全に使用できるものだと、理解して購入したものでしたが、
今回改めて調べてみて、購入品のタグから読み取れる情報など、
安全の基準をしっかり守っていることが、
改めてわかり私自身さらに安心して使えるな、と思いました。
娘自身もチャイルドシートを使用していた時より、外の様子が見やすくなったり、
パパやママとの距離が近く感じるのか、ご機嫌で車に乗ってくれることが増えました。
子どもの安全を守る為にも、スマートキッズベルトやチャイルドシートを正しく使用して、
楽しく車でお出かけしたいですね!