こんにちは。
中学生のとき理科の実験でマッチに火をつけようとしたら
失敗してマッチを8本折ったことがあります。不器用ママの鹿野(シカノ)です。
これまでヤマハの記事では「ドレミらんど」「ぷらいまりー」と書いてきましたが、
今回は「幼児科」です。
現在、わたしの幼稚園年中さんの娘が通っているのも「幼児科」です。
まだまだ慣れていなかったりすることもあるレッスンですが、
なんだかんだルンルンで通っている娘です。
ここではそんな「幼児科」コースの説明をしていきます。
ヤマハ音楽教室とは
まずヤマハ音楽教室はどんな教室なのか確認しましょう。
ヤマハ音楽教室は1954年に”日本楽器製造(のちのヤマハ)”が
オルガンの教室を開設したところから始まりました。
現在までの約70年の間に深化・発展し、今では約40の国と地域で教室をもち、
国内では全国に2200の会場をもつ音楽教室です。
現在では1歳から小中学生までの子どもの、総合音楽教育を行う教室となっています。
(趣味としての演奏スキル習得を目指す、大人の音楽教室もあります)
分かりやすく「ヤマハ音楽教室」と書いていますが、
実は最近「YAMAHA MUSIC SCHOOL」という名前に変わっています。
このブログではわかりやすさを優先しヤマハ音楽教室としばらく書かせて頂きます。
そしてヤマハ音楽教室のホームページにはこのように、
ヤマハが目指す総合音楽教育の意味が書いてあります。
お子さまに音楽を習わせることの意味ってなんでしょう?
「楽器をじょうずに弾けるようになってほしいから」「将来、音楽の道に進んでほしいから」
たしかにそれも大切な理由です。
けれど、ヤマハが目指しているのは、もっと大きなこと。
それは「子どもたちが自ら音楽を楽しめるようになること」です。
きく、うたう、ひく… 音楽への接し方はさまざまですが、ヤマハで学ぶ子どもたちは、どんなかたちででも、心から音楽を楽しめるようになります。
生活のなかに音楽があふれる現代だからこそ、音楽を楽しみ、音楽で表現し、
音楽でつながる力は、大きな財産となるはず。
https://www.yamaha-ongaku.com/music-school/introduction/
そんな力を子どもたちに与えたい・・・それが、ヤマハの願いです。
なにを最終の目標にするかで、教室の選ぶ基準はひとによって違うかもしれません。
わたしは実際、娘の付き添いでヤマハ音楽教室に通っていますが、
「音楽を楽しめるようになること」ということを大事にしているレッスンなのは、
よく伝わってきます。
年中さん・年長さんの幼児科
年中さん・年長さんの2年間のプログラムが幼児科です。
2024年度に年少さんから入会する場合は「ぷらいまりー」で3年間のレッスンになるため、
年中さん・年長さんでも引き続き「ぷらいまりー」のレッスンになります。
2024年度クラスの対象は2018年4月2日~2020年4月1日生まれのお子さんです。
期間 :2年間
開講月 :5月
レッスン形態:グループレッスン(1クラス10名程度)
レッスン回数:年40回
レッスン時間:1回60分
「おんがくなかよし」コースが1回50分で1年間36回のレッスンだったのですが、
感覚的に凄くボリュームUPした印象です。
幼児科からは宿題にも鍵盤を弾く(最初は”ド”だけとかですが)ものも出てくるため、
幼児科に進級する前に楽器の購入は薦められます。
我が家はヤマハの電子ピアノ「YDP-S55B」を購入しました。
(※ヤマハの楽器を、必ず購入しなければならない訳ではありません)
人間の聴覚がもっとも発達する幼児期。
この時期にたくさんの音楽を聴き、歌い、弾く体験を重ねること、“こころ”と“からだ”で、まるごと音楽に向き合うことで、音楽のさまざまな表情やニュアンスを聴きわける力「音感」が育まれます。
ここでいう音感とは、単に音の高低がわかるだけでなく、調や拍子、リズム、ハーモニー、強弱など、音楽がもつ様々な表情までをとらえる力のこと。この音感が小学生以降、一生にわたっての演奏・表現力に大きな差を生むのです。幼児科では、聴いた音を真似して歌い、歌い覚えた音を弾くというプロセスを通して、2年間で音感を無理なく自然に身につけていきます。
また、お友だちと一緒に歌い・弾く(周りの音に耳を働かせる)ことを通して、テンポ感や等速感、アンサンブルの感覚といった、グループレッスンならではの力も育まれます。
https://www.yamaha-ongaku.com/music-school/lp/taiken/infant/
こちらはヤマハ音楽教室のホームページの「幼児科」の説明ですが、
幼児科に進級する前に講師の先生によく言われたのは、4・5歳は聴く力・音感が凄く伸びますよ!
ということでした。俗にいう絶対音感を身に着けるのもこの年齢でのレッスンが重要なようです。
先生の弾くピアノにあわせて子供たちが「ドレミ」で歌を歌う姿をみると、
しみじみ「成長したな~」と感慨深くなりまります。
そして鍵盤を今まではグーやパーで押して音を出していたのが、
幼児科になり、指番号を習い”指”で鍵盤を”弾いて”いることに感動しています。笑
幼児科に掛かる費用
さて次に入会時やレッスンに掛かる費用についてです。
どのコースでも基本的には下記のような構成で費用が掛かります。
①入会金
②教材費
➂レッスン料
④施設運営費
基本の料金表
<①入会金>
教室により異なります
<②教材費>
●CD・DVDの場合
入会時:11,110円 (半年ごとに6,930円かかります)
●配信版の場合
入会時:10,890円 (半年ごとに6,710円かかります)
<➂レッスン料>
7,150円
<④施設運営費>
教室により異なります
①入会金と④施設運営費は教室により異なります。
私の娘が通っていた教室は①入会金が5,500円で④施設運営費は1,045円でした。
※私の娘が通っていた教室の入会料金も3,300円から5,500円に変わりましたし、
教室によりかなり入会金に幅があるようなのでご注意ください。
私の場合の料金表
うえの基本料金表に
私の場合の入会金と施設費をあてはめてみます。
<①入会金>
5,500円
<②教材費>
●CD・DVDの場合
入会時:11,110円 (半年ごとに6,930円かかります)
●配信版の場合
入会時:10,890円 (半年ごとに6,710円かかります)
<➂レッスン料>
7,150円
<④施設運営費>
1,045円
<入会月支払い合計>
①+②+➂+④=24,805円(CD・DVD版購入)
<毎月の支払合計>
➂+④=8,195円
②教材費は料金表にも書いたとおり半年ごとに追加の支払いがあります。
私の場合の年間料金
ここでは上で出した例を使用して年間料金の概算を出します。
私の場合、娘が「ドレミらんど」から入会しているため、
入会金は既に支払い済みなので「幼児科」ではかかっていませんが、
今回は「幼児科1年目」から入会した場合の年間料金で算出します。
<幼児科1年目>
入会月合計 24,805円+(毎月の支払8,195円×11か月)+半年後教材費6,930円
=121,880円/年間料金
<幼児科2年目>
(毎月の支払8,195円×12か月)+(教材費6,930円×2回)
=112,200円/年間料金
幼児科2年間の合計金額
121,880円(幼児科1年目)+112,200円(幼児科2年目)=234,080円
※あくまでも私の場合の入会金と施設運営費で出した場合の概算金額です。
より正確な料金が知りたい場合は教室に確認をとりましょう。
教材について
ヤマハでは全国で同じテキスト・カリキュラムでレッスンを行っています。
ヤマハが研究開発したイラストをふんだんに使ったテキストで楽しくレッスンを受けられます。
「幼児科」では音楽教材をCD・DVDか配信版かを選ぶことができます。
幼児科 教材一覧
入会時 教材
- ぷらいまりー①
- ぷらいまりーホームワーク①
- ぷらいまりー①CDまたは音源配信版
- ぷらいまりー①DVDまたは映像配信版
- ぷらいまりーノート①
- 幼児科キット
- YAMAHA MUSIC SCHOOLレッスンバッグ
半年後 教材
- ぷらいまりー②
- ぷらいまりーホームワーク②
- ぷらいまりー②CDまたは音源配信版
- ぷらいまりー②DVDまたは映像配信版
- ぷらいまりーノート②
1年後 教材
- ぷらいまりー➂
- ぷらいまりーホームワーク➂
- ぷらいまりー➂CDまたは音源配信版
- ぷらいまりー➂DVDまたは映像配信版
- ぷらいまりーノート➂
1年半後 教材
- ぷらいまりー④
- ぷらいまりーホームワーク④
- ぷらいまりー④CDまたは音源配信版
- ぷらいまりー④DVDまたは映像配信版
- ぷらいまりーノート④
音源&映像配信を選んだ場合ストリーミング配信になります。
インターネット通信料は利用者の負担になるので注意しましょう。
全国で統一のテキストを使用しているのは私はかなりメリットに感じています。
実際、私のまわりでも転勤で教室の移動の相談をされている方も多かったですし、
今まで別の教室にいて教室を移ってきました。という方もいました。
私の失敗談としては、
進級して最初の教材購入でCD・DVDで音楽教材を購入しましたが、
CDをパソコンに取り込む作業が久しぶりのため少し面倒でした、、、、。
半年後の教材購入はCDは配信版にしようと思っています。
DVDは悩み中ですが、意外と最近DVDの出し入れも面倒に感じています。
手元に教材が残るメリットや配信の手軽さをよく比較して
どちらにするか決めましょう!
教室の場所
ヤマハ音楽教室は47都道府県、全国各地に2200の会場があります。
教室によって対応しているレッスン、対応していないレッスンがありますので、
通える教室があるか、求めているクラスのレッスンの募集があるか
ヤマハ音楽教室のホームページで確認してみましょう!
ホームワークとの向き合いかた
「ドレミらんど」「おんがくなかよし」と通ってきましたが
宿題も絵を描いたり、イラストを切り取って貼ったり
観れるタイミングでDVDをみたりぐらいだったのですが
「幼児科」ではじめて宿題が少し宿題らしくなりました。笑
また、宿題とは別でもホームワークを全くしないと
レッスンが徐々に大変になってきそうだな。と感じました。
先生からも楽しみながらも日々習慣つけて行こうという話しがあります。
様々な生徒さんの体験談の載った冊子も頂きます。
冊子を読んでうちにあってそうで最近取り入れている
ホームワークの取り組み方を紹介します。
かわいいシールを使う!
用意するものは
・かわいいノート
・かわいいシール(小さめ)
・かわいいシール(大きめ)
この3つを用意し、
1ページごとに練習する曲・観る映像の曲の名前を書きます。
その日やった曲のページにシール(小さめ)を貼ります。
そして20個小さいシールを集めたら、
大きいシールを1つ貼って良いことにしています。
弾く練習は時間のある時に遊び感覚で!
意外と幼稚園って帰るの遅かったりして、
帰ってきて片づけてご飯の準備をしていると
あまり練習に時間を使えない時があるんです。
なので、午前保育の日や土日の時間のある日を
うちではピアノの練習に主に使うようにしています。
時間のある日は逆に「今日なにして遊ぼう、、、」
となる日もあるので、ピアノで楽しく家族で遊べて楽しいです!
シカノのまとめ
「幼児科」に進級し、最初に感じたのは
「音楽教室」っぽくなったなー!です。笑
今まで本当にどちらかというとリトミック的というか
2歳や3歳のレッスンだったので、何よりも音楽を楽しむ、想像する。
お友達となかよく音楽を聴く、踊る、歌う、楽器をたたく。
という感じだったのが、ついにエレクトーンを”弾く”段階にきたんだ。と思うと感慨深かったです。
最初に弾く曲は”ド”だけ弾く曲でした。
少しづつ鍵盤に慣れていけるように工夫された教材には本当に驚きます。
DVDに出てくるキャラクターが可愛く、無理なく音符や記号についても教えてくれるので、
文字とか絵が好きな子は、そういうのも遊び感覚で覚えられると思います。
幼稚園のほかに定期的に会うお友達が出来るのも、グループレッスンのメリットに感じます。
大きくなってから、急に弾けるようになるのは大変かもしれませんが、
「幼児科」では、最初の方は特に、同じ曲をゆっくり少しづつ楽しく進めてくれます。
こどもに無理なく音楽を楽しめるようになってほしいには方は、
はじめるタイミングとしてオススメです!
無料体験やレッスンの見学もやっているようですので、
気になる方は一度体験してみるだけでも楽しいかもしれません!